注文住宅を建てる前に知っておきたいこと

コロナ禍で「おうち時間」が長くなったことにより、快適な住環境を求めようと注文住宅にあこがれを抱く方も多いのではないでしょうか。
とは言っても建売住宅と何が違うのかなど、購入を検討する上で知っておきたいことがいくつかあります。
ここではその基礎知識についてご紹介しますので、これからの検討材料にされて下さい。
知っておくことで一生モノの家を建てる為の不安を減らし、憧れの家を手に入れる為にぜひ役立ててみて下さい。

家を購入したい人のあこがれの住まい!注文住宅の基礎知識をご紹介します!

家を購入したい人のあこがれの住まい!注文住宅の基礎知識をご紹介します! 「注文住宅」と「建売住宅」の違いをまずは基礎知識としてご紹介します。
注文住宅とはその名の通り、「どのようなデザインにするのか、動線はどのようにするか」など、一からご自身で注文を付けることが出来る家を言います。
それに対して建売住宅は、土地と家がセットになっているものですぐに購入後に住むことが出来るものを言います。
どちらもメリットとデメリットがあり、注文住宅は一から設計に関わることが出来るものの、すぐには住むことが出来ず、金額が建売住宅よりも高いと言えます。
一方で建売住宅はすぐに入居できるものの、隣も建売住宅でデザインが似通っていて個性がない、いざ住んでみると動線が悪かったなどというデメリットが考えられるが、前述したように費用は注文住宅よりも安めです。

注文住宅を建築する場合には土地の調査をしておく

注文住宅を建築する場合には土地の調査をしておく 好みの注文住宅を建築する場合、建物の間取りや見た目も重要になりますが、実はそれ以上にも重要なことがあります。
それは土地の調査になります。
例えば、素晴らしい住宅ができた場合でも必ずしもその住宅が魅力的とは限りません。
なぜなら、地盤がゆるいといろいろな問題が生じるからです。
あるのは、大きな地震が発生した場合です。
地震が発生した場合には通常耐震性が高い住宅であればそれほど問題ありません。
耐震性が高くなかったとしても、建築基準法に則り建築していれば何ら問題は無いはずです。
しかし、地盤がゆるいといくら建築基準法に則って建築したとしても耐久力は下がってしまう可能性があります。
これを解決するためには、地盤をよく選ばなければなりません。
もし、土地を選ぶことが難しい場合には改良することが必要になります。
例えば、注文住宅を建築する場合でも、絶対にその土地が良いと判断するケースも少なくないでしょう。
このような場合、その土地の場所を変更することができません。
そのため、その土地自体を改良して地震が来ても大丈夫なようにしておくことが必要です。
具体的には、コンクリートの杭を打ち込むことで地面を固める事は不可能ではありません。

注文住宅選びには角地がポイントになっています

注文住宅を選ぶ際には立地がポイントになることが多く、特に角地などは人気が高い場所です。
なぜ高い人気があるのかというと、将来的に売却しやすいというメリットがあります。
まず将来的に売却できる理由としては、日当たりの問題で人気があるからです。
角地は必然的に日当たりが2方向から来ることから、住宅が明るい状況となるといえます。
そうなると部屋に光が入る割合が高いことで、カーテンの調節ひとつで室内の明るさが変えることができるので、暖かい住宅となります。
また建ぺい率という住宅を広く使うことが地域によって許されているので、広く土地を活用することができます。
ガレージを作ったり地下室を作ることもできるので、活用性が広がっているのも魅力です。
日当たりの関係でリビングルームを自由に設置できることから、自由度の高い部屋の使い方ができます。
注文住宅の活用が広がっているのも立地によって違いがあるので、しっかりと確認しておきたいところです。

SDGsに配慮した注文住宅だと自治体から補助金が出る

昨今は新聞やニュースで頻繁に、SDGsという言葉を目にするようになりました。
これは2010年に開催された国連総会で取り決められたもので、持続可能な開発目標と呼ばれるものです。
日本のみならず先進国すべてが共同で掲げている目標であり、日本では温暖化対策と再生可能エネルギーの活用を前提にした運動となっています。
そして住まいにもその目標を合わせており、注文住宅で一定の条件を満たした施工をすれば、自治体から補助金を受け取ることが可能です。
簡単のどのような注文住宅なのかを見ていくと、再生可能エネルギー装置を備えていて、断熱工法を取り入れている注文住宅となります。
太陽光線発電や地熱発電機がその装置となっており、グリーンリサイクルとも呼ばれるのが特徴です。
断熱工法とは二重窓で、夏や冬の寒暖差がある時期でも住まい空間に影響を及ぼさないようにすることになります。
最大で30パーセントの補助金が出るため、お得に施工ができます。

地震大国である日本では注文住宅で災害に強い家づくりが必須

日本は地震や災害が他の国と比べても多く発生する国で、中でも地震大国として知られています。
大きな地震が来た時に後悔しない為に重要なのが、耐震性に優れた家づくりをして家を失わない努力をすることです。
家が建つ環境や予算に合わせて、耐震性を高めることが出来るのが注文住宅の最大のメリットでもあります。
注文住宅は家の外観や内部の間取りや設備など、素材選びから自分の希望に沿った家づくりをすることが出来ます。
地震に強い家を建てる為には素材選びや家づくりの工程も、倒壊しない家づくりに大きな影響を与えます。
家を建てる際に参考にしたいのが耐震等級で、これは建物の強さの指針となります。
耐震等級にこだわりいざ地震が起きた際に必要な、制震や免震といった装置を搭載するのかどうか地震に強い工法はどんなものがあるのか住宅づくりのプロである専門業者と相談しながら家が建つ環境に合わせて災害に強い家づくりを進めることをおすすめします。

注文住宅を計画するときには床暖房を検討しよう

注文住宅では自分たちのライフスタイルなどに合わせて、好きな設備を取り入れることができますが、人気の設備の1つに床暖房が挙げられます。
注文住宅において床暖房を設置することのメリットとしては、足元からじんわりと温めるため、暖かさを感じやすい点が挙げられます。
頭寒足熱と言う言葉がありますが、頭が涼しい状態で足元が暖かいのは健康にも良いとされています。
足元から効率よく部屋を暖めることが可能です。
暖房器具自体が床下に隠れていて場所を取ることもないため、部屋を広く使うことができるでしょう。
気を使わないため安全で、水蒸気の発生もないので結露も発生しにくく、カビやダニの発生を防ぐことにもつながります。
エアコンのように風が吹くこともないため、埃や塵を盛り上げる心配もないのです。
万が一注文住宅が完成してからやっぱり設置すればよかったとなると、床を剥がしての工事を行わなければなりません。
さらに手間と費用がかかる可能性があるため、計画の段階でよく検討することが大切です。

注文住宅で外観をお洒落にして塗料の塗り替えを不要にする方法

憧れの注文住宅を建てることを希望している方は、外観についての知識を身に付けていると後から失敗に感じてしまうことは無くなります。
注文住宅の場合は建売りとは異なりサイディングを使う方もいれば漆喰のような塗り壁に仕上げる方法も人気があります。
外壁は住宅の見栄えを大きく左右させる重要な部分になるので、最初に資材を選定することは後のメンテナンスを楽にできるメリットもあります。
一般的なサイディングの場合はお洒落な単色カラーの資材もありますが、窯業製で柄が付けられているタイプでは後に塗料で塗り替えが必要になった際には、柄は消えることになり塗料で全てを単色にするしか方法が無くなります。
この問題を回避するには、レンガや石材、タイルなどを用いている外壁用のパネルというものがあり、この種の外壁材であれば塗り替えを原則として不要にでき、長期間にわたって綺麗なコンディションを保てます。
薄い素材のパネルになりますが表面には本物の石材やレンガなどを利用しているタイプなので、メンテナンスは洗浄だけで済ませられます。

注文住宅のエクステリアデザインの重要性について

注文住宅のエクステリアデザインは、住宅の外観を決定する重要な要素の一つです。デザインが良くない場合、住宅の価値や魅力を低下させるだけでなく、周囲の景観にも悪影響を与える可能性があります。
まずデザインの選択にあたっては、地域や周囲の景観に合わせることが大切です。例えば田舎や山間部に住んでいる場合は、自然素材を使ったデザインが合う場合があります。一方都市部に住んでいる場合は、現代的で洗練されたデザインが適していることもあるでしょう。
またデザインは注文住宅の内部との一体感を考えることも重要です。外壁の色や素材を内装に合わせることで、住宅全体の統一感を出すことができます。庭や外構といったエクステリアのデザインも、住宅との一体感を出すために重要な要素です。
さらに機能性やメンテナンス性といった要素も重要です。雨樋や排水溝など、機能性のある部分を美しくデザインすることで、住宅全体の印象を良くすることができます。
外壁や庭木など、メンテナンスの必要な部分は、デザインだけでなく、取り扱いやすさを考慮することも大切です。

注文住宅で多い水回りの設備の選択肢と失敗しない条件

注文住宅を建てる方の中には、水回りを思いのままにしようとしてヒノキ風呂や岩風呂、キッチンは対面式にするなどこだわりを持つ方も多く存在しています。
注文住宅の場合はこれまでに住んだことが無い住宅になることから、最初は希望を反映させる方が多いのですが、後から失敗に感じないためにはあまりに特殊な設備は導入しないことをあげることができます。
お風呂の場合はシステムバスを採用し、トイレは広めのスペースでタンクレスにしたり、洗面台はカウンター式にするなど選択肢は沢山あります。
特にキッチンの場合は対面式が高い人気を誇っていますが、水回りの設備の中でも重要視する方が多い施工内容です。
最初の設計上では問題を感じなかったものの、注文住宅の完成後に実際に使ってみると、シンク台横の通路のスペースが狭くて家族とすれ違うことにも問題が生じる可能性があります。
この問題はペニンシュラ型やL形などアレンジできる施工法があるので、依頼先のハウスメーカーや工務店で生活動線について確認することg最善策です。

注文住宅の依頼先は主に2つの選択肢から良いものを選ぼう

注文住宅の選択肢は、主に2つが存在します。それぞれ、ハウスメーカーと工務店です。一般的に、注文住宅に相談をする場合にはきちんとした職人が在籍しているところに依頼をしなくてはいけません。
隅から隅までクライアントの要求に応えてもらう必要がありますので、その条件を満たすことができるだけの依頼先が必要になるからです。
もちろん、実績が存在していればそれだけ高い技術力で対応してもらうことができますので、こういったポイントを確認しながらハウスメーカーと工務店から選択していくことが重要です。
ハウスメーカーは大きな企業が提供していることが多くて、全国的にチェーン店などを構えていることがほとんどです。
一方で、工務店というのは地域密着型でサービスを提供しているので大手のハウスメーカーほどサポートが充実しているわけではありません。
しかし、真摯に相談に乗ってくれるメリットがあります。それぞれに魅力がありますので、自分たちの目的を達成することができる店舗に相談すると良いです。

パンドリーでキッチンに有効なスペースを作る注文住宅

パンドリーはキッチンとクローゼットを一体化することで、使用する道具を収納することで、注文住宅でキッチンの有効活用できる場所を広げることができます。
キッチンで使うものにはさまざまなものがあり、ジューサーミキサーや攪拌機など日頃は頻繁に使わなくてもスイーツを作る時だけに必要なものもあります。
こういったものは普段は収納していて、乱雑に置いてると日頃の生活では邪魔になります。扉のない収納では見た目も悪くなり、パンドリーで扉の中に置いておくとスッキリします。
他にも料理の時にスムーズに動くこともでき、料理での作業を円滑にすることもでき、流れが良くなるとストレスも感じません。
しかし注文住宅においては自分のライフスタイルに合った設計や収納の数を決めることが大切で、料理に使う道具の量や数、家電製品などが多い場合はどこに収めることができ、どのような高さの場所にあればスムーズに取り出せるかなどの、使う時の場面を感じながらの設計が大切です。

動線が失われた注文住宅は生活感が薄れるリスクが生まれる

将来的に、快適な注文住宅を依頼したい場合には必ず生活動線を考慮しておかなくてはいけません。注文住宅の最大の問題点は、家族の理想を要求するあまりに現実的な生活空間を実現することができなくなるリスクが生まれるという点です。
実際に、見た目ばかり気にしてしまって人の流れを考慮しない空間になってしまうことは、注文住宅では非常に多い失敗例の一つといえます。
動線というのは、人の流れのことでこれを考慮した間取りにしておかないと生活を行う時の快適性が損なわれてしまいます。
例えば、外から帰ってきて玄関に入ってきた時にトイレやお風呂、リビングなどへの流れが悪い状態になっているとそれだけでも大きなストレスになってしまいます。
家の中には必ずその家族の動きや流れが存在しますので、それを損なうようなことをしてしまうと非現実的な空間になりがちです。
その家族の日常的な流れを理解して間取りを決めておけば、こういった心配をせずに済むようになりますので将来的な安定性も増します。

注文住宅のおすすめはここ!

つくば 注文住宅

新着情報

◎2023/04/28

情報を更新しました。
>注文住宅のエクステリアデザインの重要性について
>注文住宅で多い水回りの設備の選択肢と失敗しない条件
>注文住宅の依頼先は主に2つの選択肢から良いものを選ぼう
>パンドリーでキッチンに有効なスペースを作る注文住宅
>動線が失われた注文住宅は生活感が薄れるリスクが生まれる

◎2022/6/1

情報を追加しました

> 注文住宅選びには角地がポイントになっています
> SDGsに配慮した注文住宅だと自治体から補助金が出る
> 地震大国である日本では注文住宅で災害に強い家づくりが必須
> 注文住宅を計画するときには床暖房を検討しよう
> 注文住宅で外観をお洒落にして塗料の塗り替えを不要にする方法

◎2021/12/15

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